しばらくすると

気を取り直して

今度は
大手にしようと
決めたけど

資格もないし、
やっぱり
ローン組まないといけない気がして
なかなか
決まらない。

ついでに
天神コアの
好きなアパレルのブランドのショップも
うけたけど、
さっぱり。


貯金は日に日になくなっていった。

「お母さんが
少しだしてあげようか。」

行く前に、
そう声をかけられた。

家賃だって
たまに滞納するくらい、
お金ないのに。

「いいよどうせ、
男のひとに
だしてもらうんでしょ。」