「お前さ、、」
光輝が、
頭をなでながら
話す。
「お前もさ、たまには
地元一緒帰ろうよ。

みんな
お前帰ってくるの
待ってるし、な?」

「わかってるよ!」

鼻水が洋服にたれる。

ヴィトンのバック持ったって、こんなんじゃ

哀れなキャバ嬢だ。

朝方

よれよれ
の化粧と格好で

ホストと歩く

女の子に
嫌悪感を
感じているのに。

「けど、
あの女の家には

帰りたくないんだ。」

「あ〜、
お前の母ちゃんな。

だったら
みのりとか
りかの家に泊まればいいじゃんか。」


「そうなんだけど、
水商売
だけは

しないていって
熊本離れたけん、、。」

「そんなの
誰も気にしてないし、
みんな地元でキャバクラで
バイトしてるたい。」

「そうなんだけど、、」

水商売なんて
大嫌いだった。

スナックのママだった

母親の
だらしならの所以は
全部水商売だったし、

キャバ嬢にだけはならないと

学校に行ってる頃から

公言しつづけ、

キャバ嬢になりたい友達と
よく口論になっていた。

「ま、俺んち
泊まってもいいけど、
たまには
セックスさせろよな。」

「はいはい。」