「…はぁ…まぁ、取り敢えず… 祐二、もうその薬を作るのはやめてください。 もう二度と、人の気持ちを変えるようなモノは作らないでください。 同じことを繰り返さないように。」 「…分かったよぉ…」 これで、もうこんなことは起きないでしょう。 愁も反省したみたいですし… 「愁に凪斗、言っておきますが… 遥は、誰にも渡しませんからね。」 私が二人にそう言うと… 二人は、フッと笑って遥は、俺のもんだと言ってきた。