「ごめんなさい…

恭也のことは、本当に愛してたよ。


私なんか早く忘れて…

違う素敵な人を見つけて…」


蛍は、俺の手を優しく握ると、蛍の腕を離させた。


愛してたよ…

過去形か…


蛍にとったら、もう俺は…

過去の男なんだな…



蛍は、嬉しそうに覇王の総長の元に戻った

俺は、もうこの場所から離れたくて、鳳凰の倉庫に戻ることにした。