俺らは、良太の言葉に従うわけじゃないが…

心配なのは、一緒だから、急いで奥の部屋に向かった。


部屋の中に入ると…

覇王の総長と幹部、それに蛍がいた。


蛍は、覇王の総長の膝の上に乗り首に腕を回して笑っていた。


あれは、蛍じゃねぇ…

遥だ。


蛍には出せない色気が出ていた。

間違いなく遥だ。


でも何故、覇王の総長に笑顔を向けている…?

ウザイって言うほど嫌っていただろ…?