「あれ? 気づいてなかったの…? 僕、鳳凰の姫だよ~?」 …!! こいつが、あの鳳凰の姫になった奴か…!? 姫なんて、興味がなかったから… こいつだと知らなかった。 「で、どうする~? 僕を人質に、鳳凰を潰す?」 「…そんなことしねぇよ。 そんなことするのは、三下くらいだろ。 それに、女人質にとってまで鳳凰を潰そうと思わねぇよ。」