千は、男の人と、どこかに行くみたいで…

私と慶都は、あとをつけた。


千たちは、近くにあった廃墟に入って行った。


「よし…入るか…」


私と慶都は、何故か緊張していた。

そして、私たちは廃墟に入った。


廃墟に入ると、奥の方から声が聞こえた。

私たちは、気づかれないように千たちから見えない位置で会話を聞いた。


「あのさぁ~

もぉ、アヤちゃんに近づかないでって言ったよねぇ~?」


千は、笑って言っているが、声が怒ってるように感じた。