慶都と私は、混乱していた。

私もてっきり、女の人だと思っていた…


「いや~、まさか、千が…

男が好きな…ホモだったなんて~」


「そんなこと言っちゃダメだよ。

人を好きになるのに、男も女も関係ないよ。」


慶都は、ごめんごめん…と私に謝ってきた。

いや、私に謝っても…


「あっ、ちょっと待って。

千、誰かと話してるよ。」


私は、千の方を見たら…

さっきとは、違う男が千と話していた。