千は、男の人が出てくると、さっきよりも嬉しそうに笑って、男の人にプレゼントを渡していた。 えっ…? どういうこと…? 千の好きな人って… 男の人だったの…!? 男の人は、千の頭を撫でて、家に戻って行った。 「あれ~? 俺は、てっきり、好きな女に渡すと思ってたんだけど… まさか、好きな奴が男だったなんて… しかも、俺たち並にカッコよかったよね~? うーん… どういうことだ~?」