男の子なのに、可愛いモノが好きでも…

似合っているから、何も変に思わない。


ある意味、すごい男の子だよね…


「おっ、千が家の前で止まったぞ!

もしかして、千の好きな女の家かな~?」


千は、家の呼び鈴をならして、家の人が出てくるのを待っていた。

しばらくして玄関の扉が開き、中から、端正な顔立ちの男の人が出てきた。


えっ…?

あれ? 彼女の家じゃないの…?


私が混乱していると…

慶都も不思議そうに千たちを見ていた。