「ねぇ、なんで優しくしてくれるの??他の女の子にこんな態度とってたっけ?」

霞織は俺の胸に耳をあてている。

やっべえ・・なんでこんな事聞くんだよ・・?

霞織が可愛くて仕方なくなるし・・。

「バカッ・・お前だけだよ・・全部。」

言った後、心臓バクバクして
霞織を抱きしめる力も強くなる。

「翼、心臓ばくばくいってるよ?」

霞織がそういうと
俺の頬が赤く染まった。
自分でも赤くなってることぐらい
気づくぐらいだった。

「知ってるから黙って。」

俺はそう言うと
霞織の唇を塞ぐようにして
唇を重ねた。

「ん・・んん・・っ」

霞織は俺の肩をトントンとしたりして
足掻く。
でも唇を離そうとしない。


そして、キスがおわり、沈黙が続く。