「お!!おちびちゃんやん!!」

思いっきり関西弁の健人が
3人を率いて私の方に笑みを向ける。

「なんで、おちびちゃんなんですか!!??」

ぷうーっと頬を膨らませて
私は怒る。

「小さいからやん、それと幼い感じやな!」

健人が肩を震わせてくすくす笑う。

まあ、たしかに、154cmの身長は結構
低い方なのかもしれない、っと考えてしまう。

「ってか、同い年だったんですか、3人とも私と!!」

私は目をまんまるにして
首を傾げる。
翼は「はーっ」とため息をついて
一人会話から馴染めない様子で
外れる。

「え??知らんかったん?てっきり知ってると思うてたわ。あ、それと敬語やめい!
 俺等三人ともC組や!」

聞きなれない関西弁に背筋が凍りそうになる。
なんせ、此処は東京。

「よろしくね、霞織ちゃん♪」

翔がお弁当を両手で大切そうに持って
にこにこと笑う。
可愛い~~♪