「羽美~~~どこ行ってたの??」

霞織が首を傾げて言う。

「いや、ちょっとね。」

翼と話してた、なんて言ったら
誤解するような子だからやめとくことにした。

「それよりさ、聞いてよ・・昨日翼にね・・。」

え!?霞織、ちょっとまって、それって、もしかして、
さっきのアノ話題っすか!!!

「うん、何何!!」

興味津々に話に乗っかる私。

「送ってもらったあと、なんか急に手掴まれたんだけど・・。」

霞織は不安そうに話してるけど・・、
ってか、翼許せん許せん!!!!
可愛い霞織に手出すとは!!!!!

「へえ・・?もしかして好きなんじゃない??」

私はニヤッと笑って、霞織にイタズラしてみる。
っと、霞織は私の頭をポカポカ叩いて
口を開いた。

「そんなわけないじゃん、もしかしたら言い忘れたこととかあったかもしれないじゃん、なんでそういう風に羽美は考えんの~~~??」

顔真っ赤にして霞織は対抗する、
私はその姿を見て爆笑してしまった。