廉斗side

斎藤は来てくれるのか…。
と心配しながら屋上で座っていた。
俺は前の学校では、嵐遇と一緒に騒いでいた。
それが親が勝手にここに送った。
まぁ、俺が不良だからいけないのか…

ガチャ

俺は扉の開く音に気づかないように座っていた。
「…ん…じ…くん‥ふじ…い…くん?」
「斎藤…。」
「ごめんね、私が遅くなっちゃって。」
なんか、早く気がついてやればよかったと俺は、罪悪感で一杯だった。
「あのね、話って何…?」