「す…好きになってくれて…ありがと…う…」


裕太くん…やり方は強引だったけど
勇気を出して告白してくれた。


そのことに感謝したい。


「私…裕太くんの気持ちには答えられない。ずっと友達だって思ってたから。勇気を出してくれたのに…ごめんなさ…」


またもや大粒の涙が出てくる。


「あーちゃん、もういい。
わかったから。明日からまた友達に
戻ろう?」


裕太くんは寂しげに微笑み教室を後にした



傷つけた…


裕太くんを…


最悪…


私はしゃがみこんで声をあげて泣いた