「はぁ…」


と言いながらドアを閉める。


ひろに誕生日の時プレゼントを渡した公園に来てしまった。


こんな格好ひろに見せられない。


全然おしゃれじゃないし…


ため息をつきながらブランコに腰かけた。


「ひろ…」



私の目からは、また涙がこぼれた。



「おっかしーな…昨日たくさん泣いたはずなのに…なん…で…」



次々と涙が溢れだして止まらない…




私は…

頑張っても、頑張っても…


ひろに相応しくないんだね…


「ひっ…く…」


すると誰かにハンカチを手渡された。


「あ…りがと…」




あれ?このハンカチ見覚えあるな…




すごい温かい…