「ひろ?」
























ハッ






















「どうしたの?ひろが寝るなんてめずらしい」


高2になったあやが笑いかける。



「や。なんでも。」












随分昔の夢見たな。











まさか付き合えるとは、思わなかったけど。














「あや。」














「なに?」


















「おまえさ。」



「うん。」













「身長伸びたな。」



「ほんと!?」



「まだまだちびだけどなー。」



「もうっひどい!」




















こんな意地悪しちゃうのもあやだけだ。












あやが誰よりも大切だからな。






















俺は…こいつが大好きだ。



-end-