一緒にしゃがむとひろの目線は、少し低くなった。


「これならキスできるだろ?」


意地悪そうに微笑むひろ。


「はい…」


そっとひろの顔に触れる私。




「目閉じて?」











自分からキスするのって…


こんなに緊張するものなんだ…



私達は、大きなクリスマスツリーの下で温かいキスを交わした。