1時間後…


あやは眠りについた。


寝顔をベッドの上に座りずっと見ていた。


やはり寝顔は無邪気だ。


ずっと見ていたい。

そっとあやの小さな手を握った。


「好きだよ。」


そう囁いた。

他の誰よりもあやが好きだ。

この気持ちは負けたくない。

あやのおでこにそっとキスを重ねた。