「うん。わかったよ。」


と細田に伝えた。


「席つけー。授業始めるぞー。」


浅見が来てみんなは慌てながら席に着く。


ホームルームをやっているなか俺はスマホを開いた。


【新着メール1件】


そのメールを開いた。


【冴島彩香】

あやからのメールだった


『今日は、ほんとにごめんなさい(>_<)熱下がったら会いたいです』


あやの声が聞きたい。


つらいだろうけど、甘くてかわいい声を聞かせてほしい。


プルルル…

次の休み時間。

廊下に出てあやに電話をした。


『もっ…もしもし…けほっ…』


いつもとは違う鼻声で咳き込んでいた。


『大丈夫か?』


『…ん。ごめ…ね?はぁ…デート…なしに…なっちゃって…』


なんかハァハァ言ってる…


『いいよ。それより熱計った?』

『41℃だった。』


は?


はぁぁぁ!?


そんなにあんの!?


普通にやばいと思うんだけど。


『やばいじゃん。病院は!?』


『おかーさん…いないの…』


『あや…俺放課後寄るからおとなしくしてろ?』


そう言って電話を切った。


ほんとに大丈夫か?あいつ。


ピンポーン♪


放課後になりあやの家に向かった。