「スピー…」


と、寝息をたてて寝ている。


「あや~次移動だよ。起きなよ。」


細田があやの机に近づき、大きく体を揺する


それでも起きないあや。


「もうっ先行こ、裕太。」


と細田はさっさと裕太の腕を引いて先に行ってしまった。


冷たいな、おい!!!


残された俺とあや。


あやは、起きる気配がない。