バッと横を見るとひろ!?


「ひゃあっ!」


「だからっ俺なにもしてねーだろ?
そんな声だすなよ。」


「か…か…か…帰ったかと思ってっ!」


「好きなやつが熱だして寝込んでんのに帰れるかよ。」


!!!!!


またっ


どーして恥ずかしげもなく
そんなこと言えるんだっ
ひろはっ


「うーっ…」


熱がある私の顔がますます赤くなる。


「かっわいーなおまえっ」


「あや…起きれるか?」


差し出された手を私は
小さな手でぎゅっとにぎった。



ぎゅ…


ひろは温かい手で私を抱き締めた。