そのまま倒れこみ動かなくなった私。

気がつけばギャラリーが次々と増えている。

大丈夫だよっていつもみたいに笑って言いたい

でも、意識がどんどん薄れていく。


「…や…おい!あや!しっかりしろ!!」


その声で一気に目を覚ました。


「ひろ…?」


ひろが私を抱き起こす。


そして私の額にひろの大きな掌が触れた。


「熱い…」


微熱から発熱になってたみたい…


ひろ…また心配するよね


起きなきゃ。