そして静かに目を閉じた。


「大丈夫か?冴島。」


「先生。もう寝てます」


私の代わりにひろが説明してくれてる(笑)


「冴島、朝も風邪気味だったんです。」


すると回りがこの会話を聞いてたみたいで
男子たちが冷やかし始めた。


「ひろ、やっさし~!!!」


「うるせえ。」


なーんてまたムキになっちゃう
いつものひろ。


ありがとね、ひろ


寝たふりなんかしてごめんね。


その会話してる時、ほんとはまだ
寝てなかった。

ひろが私を助けてくれて…


嬉しかったよ。