12時。

お昼時。


みんなが机にお弁当箱を広げている。


俺が考えていたのは…


あやのこと。


熱が高くて心配…


そうだ。


仮病使おう。


偶然廊下に浅見が通った。


チャンスだ



「先生。頭いたいです…」


のそのそと浅見に近づき頭を押さえる。
早くも演技スタート★

「大丈夫かぁ~冴島の熱が移ったか?」


浅見まで俺たちが付き合ってることを知ってるとは…おどろきだ


「そうかもしれないです。」


「じゃあ…」