「おはよう」


あやがいないのでテンションが下がる俺は暗い声で裕太と細田にあいさつする。


「佐藤くんおはよう。」

「あれ?あーちゃんは?」


裕太があやにいないことに気づいた。


「熱出したみたい。」


「えっまたぁ!?」


びっくりする細田。

「あやってさ、ちょっと変わったことあるとすぐ熱出すんだよね。」


「そうなの?」


「うん。ちょっと無理しすぎちゃうの。」


さすが親友だな。


あやのことちゃんとわかってる。


修学旅行楽しみにしてたのに


なんかかわいそうだな。