もうすぐ修学旅行なのでホームルームは修学旅行の班決め。


この学校は九州に行く。


「あや一緒になろ。」


えりが誰よりも早く私に声をかけてくれた。


「裕太くんとひろもね。」


えりの顔は赤くなっている。


「一緒の班?」


「だって今までだってずっと一緒にいたじゃない~」


私が声をかけるとひろと裕太くんは同じ班になった。4人は少ないので他の女子と男子も4人ずつ入ったので合計8人になった。



修学旅行のことをみんなで話していたら
裕太くんは顔を赤らめている。


きっとえりを意識しているのだろう。


「ウフフ」


つい笑ってしまった。


「なに!?あーちゃん!?」


体をびくっとさせている裕太くん。

「べっつにー」


と笑う私。


ひろが悪魔みたいに微笑みながらこう言った


「裕太くん意識してるねー。かーいい★」


「ひろ!!」


すっごい動揺してる裕太くん。


私たちは少しずつって感じだったけど…


友達からスタートするとこんな感じになるのかー。