「好きだよ」


いたい…


高橋くんはさっきよりも
激しく私の腕を掴んだ。


「ひろ!!」


気がついたらひろの名前を叫んでいた。


「あいつの名前なんて呼ぶな。」


ひろ…


助けて!


バン!


その時思いっきり控え室のドアが開いた。