俺は掌をぽんとあやの頭に乗せた。


「そんなことねーよ。あや、優しいよな。」


あやは、顔を赤くしながら俺が触れた
場所を押さえている。そんな表情が
たまらなく可愛い。


「佐藤くん、お疲れさま。休憩してきていいよ」

「あー、うん。」


クラスの女子にそう言われ休憩する俺。
あやはまだ休憩できなくて一生懸命
あの可愛い衣装を着て声を張り上げている。





一緒に仕事をやっていた男子に気づく。
顔を赤くしてあやの方を見ている。



「どした?顔赤いぞ?熱あるの?」