「ったく、おまえは。風船もまともにとれねーのかよ。」


風船を取るのに失敗したあや。


回りのみんなは、クスクス笑っていた。


でも子供に優しく笑いかけるあやに
きゅんってなった。


「ごめん…私だめだよね…」


ただでさえ小さいのにしゅんってなったらもっと小さくなった。


だめだ。


かわいすぎる。