昨日のことをもう1回謝った


「昨日、守ってやれなくてほんとにごめん。」


「またそれ?いいのに…」


「細田から聞いたけど相当いじめられてたんだろ?俺に相談しないで。よく頑張ったよな。」


あやの頭を優しく撫でる。


あやは布団をかぶり泣き出した。


「ひっ…く…ひっ…」


わわっ…やばい。泣かせちまった…


「あや…ほんとごめんな…」


すると力強く抱きついてきた。


「あや!?」


「あや…頑張ったよね…ひろのこと諦めろって言われたんだけどひろが大好きだから我慢したの。でも…辛かったよ…ぉ…ひろぉ…」


「あや…」


抱きついてくるあやを優しく撫でてこう言った


「頑張ったよ。あや。俺の自慢の彼女だ」


「ありがと…ひろ…だいすき…」


途端にがくっとなるあや。


「おいっ…!?あや!?」