「ひろ…そんなに気にしてたんだぁ。」


再び横になるあや。


「あたりめーだろ。俺がちゃんとお前を守ってればこんなことには…」


「くすっ♪」


あやはクスクス笑いだした。


「なに笑ってんだ。」


「だって…かわいーんだもん。ひろはいつでもわたしのヒーローだよ。ほんとにかーいい。」


なんだよ。


人が落ち込んでんのに笑いやがって。



頭にきた