「なに?」


秋風が顔に当たって冷たい。


「好きです…」


「ごめん。」←即答(笑)


「あの。2番目でいいから付き合ってくれませんか?」


なに言ってんだ。こいつ。


「無理だよ。俺は彼女すっげー愛してるから。それに彼女落っことした人とは付き合えない。」


屋上を後にしようとした。


「冴島さん浮気してます!今日なんて、すごく言い感じで…」


「残念。あやなら熱出してぶっ倒れて今日はおやすみ。嘘つくならもっとましな嘘つけ。」


彼女に冷たい視線を送った。


それにあいつが浮気?あの天然ガールのあやちゃんが?


あいつに浮気の才能はない。