ファンの一人が腕を組ながら言う。


「そろそろひろのことあきらめてくれないかな?」


怖い…


でも…ひろが好きな気持ちに嘘はつけない。


「やだ!誰になんて言われようとひろと別れないから!」


強気にそう言ってみんなを睨む。



「わかった。諦めないならプールに落とすけどそれでもいいの?」


は?


そこまでする?普通。


でも何されても気持ちは変わらないけどね。



「いいよ。」


まさかやるとは思わなかったけど
どんって音をたてて私はプールに
落下した。



バシャーーン