目的地についたらぞろぞろ後ろから
20人くらい女子のみなさん。


「あなたひろと付き合ってるんでしょ?」


言われなくてもわかっていた。
ひろに関する話だって


「そうだよ。」


隠しても仕方ないので正直にそう言った



「ひろは私の彼氏なの。だから別れてもらえる。」


嘘ばっかり。そんなの信じる私じゃないわよ。


「私はひろ信じてるから。」


そう言って教室に戻ろうとしたら思いっきり突き飛ばされた。


「調子のんな!ちび。」


ぞろぞろ帰ってく女子のみなさん。


「いったぁ…」


足が擦りむいて立てない。


「あーちゃん?」