放課後仲良く話すえりと裕太くんの姿を見てほっとした。


にこにこしていたら誰かが私の頭に腕を乗っけた。


「なに、ニコニコしてんの?」


後ろを振り返るとひろ。


「別に…なんでも…」


「じゃー帰るか。」


「ちょっと…ひろ!?」


ひろは学校にいるにも関わらず私をおんぶした。


「ちょっと!下ろして!」


しかしひろはいじわるな笑顔を向けて


「やーだねー」


と言った。


そのことにいらっとしたので
思いっきりひろの頭をグーで殴った。

「いって…」