「ありえない。あたしが男子と付き合うなんて…あやみたいにかわいくないし、ちゃんと付き合える自信ないよ。」



そんな…


えりがいなかったらひろに自分の気持ちすら言えなかった。



「あきらめちゃだめだよ!えりは可愛いし素敵な女の子だと思う。私、えりのこと誰よりも応援するから…だから。頑張ろうよ!」



えりの手をしっかり握ってそう言った。



「あや…」


するとしっかり前を向いてこう言った。


「うん。頑張ろうかな。」


その瞬間みんなが振り返るほど
大きな声を出した。


「よっしゃーーー!!!!」


「あやうるさい!」


急いで口を塞ぐえり。


えり…私ちゃんと応援するからね