「やだ!謝らないで。」


「だって…私えりの好きな人に告白までされて…」


だから相談してくれなかったんだ…


えりを傷つけてしまった…


「だから!あやのこともう好きじゃないみたいなの。海に行った日告白したの。」


そういえばえりが元気なくなったのも
裕太くんとしゃべらなくなったのも
その日からだった気がする。



「それで…あたしのこと気になるって言われた…」


その言葉を聞いて沈んでいたテンションが一気に明るくなった。


「それって…好きってことじゃない!?」


しかし



えりは首を横に振った。