「あやが欲しい。」


さっきの弱々しい声とは違い、いつものいじわるなひろの表情。彼の大胆発言に私の体温は一気に高くなる。


「ふざけないでよ!なにかないの?欲しいもの」


「んー。」


腕を組み考え始めるひろ。


「あ!あるよ。」


何々!?と体を乗り出す私だったが彼が欲しいもの…それは…