「ん~…わたあめ…」


私はわたあめの夢を見ていた。


「あや!着いたぞ!なに寝ぼけてんだ?」


ハッ


やだ。寝言聞かれた?


私は眠い目を擦る。


「ん~…」


「よく寝るな。あやは。」

「わぁぁっごめんなさい!
また寝ちゃった!」


「いいって。下ろすよ?」


すとんと私をおろすひろ。


「じゃあ…またな!」


ちゅっ


私のおでこにキスをしてひろは帰っていった。