「はぁっ…はぁっ…」


ちょっと走っただけなのに
もう息が切れてるあや。


サッカー部の俺をなめるなよ。


「こら!あや待てよ!」


俺はあやをすごい顔で追いかける。


そのときだった。


ずてーっ


あやはぞうりが吹っ飛ぶほど
大胆に転んだ。


「あや!!」