7時。


星空がきれい。


うち寄せる波も静かで
心地よかった。


星のせいか夜の海がきらきらしてる。


「よ…よし!」


だるい体を起こして立ち上がる。


「あや大丈夫?なんかだるそう。」


えりは心配そうに私を見上げる。


「だるいけど平気。行ってきます。」


静かに歩き出した。


「あや!!」


えりが突然大きな声をだしたので
びっくりして後ろを振り返った。


「頑張れ!応援してる。」

えり…


えりがいなかったら
こうやってひろとはなせなかったかも
しれないし、初デートだって
失敗したかもしれない。
えりがいたから強くなれたよ。

ありがとう…