「ほらっ」


バシャッ


再び笑いながら水をかける裕太。


「あー!もー。やめてっ」


あたしも笑いながら裕太に水をかける。


楽しい。


このまま時間がとまればいいのに。






時計を見たら5時になっていた。


「そろそろあがるか。アイス食べよー」


「うん!あたし、スイカバー食べたいっ」


歩き出す裕太を追いかけにっこり笑うあたし。


海の家であたしはスイカバー
裕太はスーパーカップを取り出す。



「えり、おごってやるよ。」


「ほんと!やったぁ。」


優しくされるたびにときめいちゃう。