はぁ…

こんな調子でひろと海普通に
行けるのかな。


大きなため息をついたら後ろから
誰かに頭を叩かれた。


「はい?」


後ろを振り向くと少し機嫌が悪そうなひろがいた


「毎日、毎日よく避けてくれるね~
あやちゃん。」


ひぃっ!!!!


逃げろっ



走ろうとした寸前、ひろに腕を捕まれた。


「逃がさねーよ。毎日、毎日一人で帰りやがって。あや不足なんだけど」


あー。だめだ。ふつーになんかしてられない。


「なに照れてんだ?」


「照れてないもんっ…」


意識しちゃって話せないんだけどね。