「ねぇねえ!
みんなでお化け屋敷行こ!」


センシアの提案にみんなが賛同の声を上げる


「リリーはどうする?」


「あっと…私は…あ、あのベンチで休んでるね!」

とっさに考えた言い訳


お化け屋敷ははっきり言って苦手

だから私は1人で待っていることにしたのだ


「あ、そっか…
じゃ、終わったらリリーのところに行くね!」


「えぇ」


「行くぞ~!」と言って元気よく歩き出したセンシア達


その姿を見届けて、私はベンチへ向かった