ちょっと恥ずかしいけど、こんな太一が見れるならひざまくらも悪くない。 「太一?」 お笑いのことも忘れてしばらく、また声を掛けると、帰ってきたのは規則正しい息遣い。 なんだろ、この胸があったかくなる感じ。 私はテレビを消して、近くにあったブランケットをかけてやった。