「そんなん、誘われるくらいしかたがないじゃんか。


あんたもてるのよ?わかってる?」


私が呆れながらも言うと、太一は表情を険しくした。


なにがどうだってんのよ…


「仕方が無いって、俺がほかのやつと手繋いでもキスしてもお前なんも言わなかっただろ!

…本当に俺のこと好きなのか、わかんなかった。」



「………。」