「…………本当にいいんだね?」

「うん。」

そして、おばあちゃんは母の答えを私に告げた。

「…………会うそうだよ。」

「……本当に?本当に?」

「誰がそんな嘘つくものですか。」

「やった!やっと夢が叶う!お母さんに会える!」

「明後日の11時に、●●駅の東口だとさ。」

「わかった!」

今までで一番嬉しかった。長年の夢がついに叶うのだから。