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3日後だった。


夕飯の時、おばあちゃんが話始めた。

「……遥香。本当にお母さんに会いたいかい?」

答えはもう決まっている。

「当たり前でしょ!会いたいに決まってる!」

おばあちゃんは躊躇いがちに言った。

「……会ってみて、後悔する事はないかい?」

「そんなの解らないよ。でも、そうだとしてもお母さんに、会いたいの。」

「もし、後悔するような事になったら?」

「その時はその時でしょ!」