再び電気がつく。



「それでは、パーティーはお開きになります。」




ジンクス…現実になるといいな。





–––––––––––––––…



パーティーの帰り道、私は翔に


「私も好きだよ。愛してる。」


暗転してる時に返せなかった言葉を返した。




すると翔は道端だというのに
キスをしてきた。



「んゃっ…ここじゃだめ!」



「ごめん…我慢できなかった。」


翔は笑顔で言う。



もぅ…そんな笑顔で言われちゃ
怒るに怒れないじゃん…